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by KYOKO_MATSUNAGA カテゴリ
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2009年 11月 27日
![]() 2009年 180×180×90(mm) 和紙にインクジェットプリント 木材、文庫本、蜜蝋 白地にさまざまな色の模様が浮かぶ、4×4×4cmの小さな立方体32個が箱に収められている。これは太宰治の小説『斜陽』からランダムに抜き出したことばを、写真共有サイトで検索し、得られた画像を部分的に白い絵具で塗り、スキャニングとプリントを経て立方体に貼った上から、蜜蝋で覆ったものである。 下からは『斜陽』のテキストが断片的にうっすらと透けているが、これらの文字と色彩によるイメージが重なりあうことで、作者独自の『斜陽』が造形として新たに創り出されている。「本」との関わりの中で制作を続けてきた作者にとって、この作品は、外部記憶が入り交じる現代の読書体験そのものを、かたちとして表したものだといえる。ー『THE LIBRARY「本」になった美術』展 図録より転載ー Text by Seiji SHINOHARA
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